大人の何気ない一言

 

心身ともに不調を訴えられる患者さんです。

お話しを聞いていると、体が何を欲しているか分かりづらいとのこと。

例えば、お腹が空いたから食べるのではなく、時間がきたから食べる。

量も、頭で考えて決める。

 

話しを聞いていると小学校に入った時、親から朝飯を食べなさいと言われ、

先生から給食を残してはいけませんと言われ頑張って食べていたそうです。

強く叱られたわけではありませんが、

子供にとって大人の言うことはとても強い意味を持ちます。

こっそり捨てたり、吐いたりしていたとのことでした。

 

この経験が、自分の体の要求を表に出さないようにしたのではないかと思い当たり、

小学校の入学を境に、体が固くなった部分はないかと探した所、

胸に入学時期を境に固くなった部分がありました。

胸をギュッと固くすることで、自分の体の要求を感じないようにしていたのかもしれません。

 

この部分をほぐすと、とても楽になられたとのこと。

自分の体の感じを感じ取りやすくなっていないかどうか気がけて見てくださいと伝えて

今日の施術を終わりました。

 

西洋と東洋の融合

気と躰の庵 岩崎整体院

 

佐賀県小城市牛津町柿樋瀬889-8